続・猫

近くの公園程度では簡単に戻ってきた為、昨日は病院のある山を降りて橋を渡って春にはピンク色に染まる大きな公園まで抱いていき離した、メス猫、年齢不詳。

通学路で子供たちにかまわれて心優しい子が「お母さん、飼っていい?」と拾ってくれるんではないかと…

一夜明けて職場へ行くと、「ニャーオ」とお出迎えされた。。

近所の動物愛護センターへ電話してみた。
動けるオトナ、首輪があるという事で引き取ってはもらえなかった、というより引き取ってもらわなくて良かった。。

仕方ない、と所長が事務所の中へ入れた。
何日も放浪して汚れた姿を見て、動物好きの所長は「オレが洗ってやる」と靴下を脱ぎ、シャワールームへ連れていった。

ペルシャと三毛の混血みたいな子。
大人しく朝から夕方まで事務所の中にいた。
いやずっと寒い所にいたからな、出たくないだろな。
気づくとワシの足元でじっとしていた。
2度も捨てにいったオヤジなのに何故?

余りの可愛さに、引き取る気マンマンだった同僚のオッチャンも昼休みに奥さんに電話するもかなり厳しく駄目だと言われたらしく意気消沈。。

当然、病院からは飼っちゃダメ!と言われ、今日中には何処かへ連れて行かねばならない。

どうする?どうなる、メス猫、年齢不詳。