木漏れ日フォーク

レコードジャケットにそのアルバムを録音した場所が写っていてこんな所でレコーディングできたらいいなあ〜と思う事ってありません?

トッド・ラングレン「サムシング/エニシング?」のモノに囲まれたトッドの自宅スタジオとか、ランバート&ナッティカムの「at home」の暖炉のある部屋でギターを抱えている2人の写真とか。。

HERONの1stアルバムの木々に囲まれた野原で楽器を弾くメンバーの写真もそうです。
そしてその風景の通り、鳥のさえずりとかが大胆に入っている名作アルバムともう1枚同じように野外録音で作られた2nd「TWICE AS NICE & HALF THE PRICE」を70年代初頭に残して長くシーンから消えていたHERON。

最近になりオリジナルメンバーで活動を再開し、そしてまさかの初来日!

本日、そのライブ会場、高円寺HIGHへ行って参りました。

月曜日の平日、マニアックなバンドなのに会場はほぼ満杯でした。
客層は若い人もいましたが、50代60代多めの感じでしたのでオールスタンディングはキツかったかな?

そしてメンバーは…
おそらくこれが最初で最後の来日となるでしょう。
いやーよくぞ日本に来てくれた。
お客さんが皆盛り上げるので終始気分良くやってくれました。
会場にいた友達のナカニシさんとも話したんですが、1stアルバムの曲をもうちょっと聴きたかったな。

演奏の方は…普段から音楽活動をしている方としていない方がはっきりと分かる感じで。。
いやーワシ途中でシェイカー代わろうか?と言いたくなりましたが、そもそもこのバンド、アルバムもコーラスズレまくり、エンディングも探り探りみたいな音源を残しているバンドなので…いい意味で昔から変わらない、いやこの進歩しない感じがいいなと思いました。
でも曲は間違いなくいいし、やはり自然の音をそのまま入れても全然イヤな感じじゃなく、むしろプラスの方向に持っていっている音の暖かさが気持ち良いバンドなので、これは全然アリですね。

終演後は4人全員のサインをもらい、特にRoyの作る曲が好きなので拙い英語で伝えると喜んでくれました。