● 呉の街
〜前編からの続き〜
レンガ通り(中通り)入り口。
この辺りに砂糖を買いに来た闇市があったらしい。
情報が色々あって自分でも確信を持てないのですが、すずと周作がデートで来た映画館のあった場所。
さっきの入り口の近くです。
映画館は兵隊さんがいっぱいで入れませんでした。
レンガ通りから境川の方へ行ってみましょう。
すずと周作がまったりと語り合う小春橋。
灰ケ峰方向と境橋方向の絵。
この橋の北側にある五月橋、南にある境橋はどちらも個性がある橋なので紹介します。
境橋は当時の姿のままだそうです。
● 巡洋艦青葉 終焉の地
呉駅前より、バス呉倉橋島線・阿賀音戸の瀬戸線「警固屋5丁目」下車。
思ったより本数はありました。
海よりかなり山側に終焉の地石碑がありますが、当時は現在道路となっている所も海であったらしいので、本当にこの石碑辺りに青葉は浮いていたのかも知れません。
音戸の瀬戸がすぐ近くに見えます。
● 周作さんにノートを、お父さんのお見舞いに
警固屋からバスで呉駅前に戻る途中、「教育隊前」バス停で降りました。
海上自衛隊呉教育隊正門前。お正月です。
下士官兵集会所(現:海上自衛隊呉集会所)。
映画ですずと周作が会ってノートを渡す所です。
ニヤニヤしてしまう。。
広の空襲で負傷したお父さんが入院していた呉海軍病院(現:国立病院機構 呉医療センター)。
この後の事を思うと気が重くなりますが…
2ヶ月前に美術館に来ていてこの辺りは堪能していたので、サクッと見た後、呉駅へ移動。
去年の元旦に引き続き、大和ミュージアムへ。
一番の目的は青葉の主砲身を見る事でした。
大和ミュージアムについては色んな人が書いているので割愛。
● すず、周作、リン、ニアミスのお花見の公園
さて、ここはどうしても行きたかった所。
福岡ソフトバンクホークスの前身、南海ホークスが2月の呉キャンプで使用していた場所、呉二河球場のある二河公園。
映画ではほとんど触れらていなかった北條家の花見のシーン、映画的でいいんだけどなー、まあ、これに触れると話が長くなっちゃうからカットしたんだろうけれども。。(映画を最初観た時から残念な点であります)
リンに促されて一緒に桜の木に登ったすず。
人が簡単に登れそうな桜の木を探してみました。
ん〜どうなんでしょう。。
道路脇の歩道には沢山ありましたが、公園内にはあまり見当たりませんでした。
この公園よく見てみると
防空壕の跡があちこちにあるので調べたところ、海軍の射的場として利用されていた場所に野球場を作ったらしい。
通りで慰霊碑のようなものが園内に沢山ある訳だ。
バスも走ってなかったんで歩いて駅まで行きました。
レンガ通りへ寄り道して唯一の映画館、呉ポポロへ。
他のテナントは休みでしたが、4階の映画館はしっかり営業していました。
呉で観たかったんじゃーという熱い想いがメッセージボードに多数書き込まれていましたよ。
駅前の森田食堂さん。
街中がこの作品を応援しています。
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