大きく振りかぶって

昨日、5月26日、朝早く起きて埼玉のメットライフドームへ行って来ました。

東京ドームで広島戦をやっているのに…ガン無視で、今季初プロ野球観戦です。

開場前から駆けつけた理由は…
これが生で一回聞きたかったから!

球場アナウンス嬢鈴木あずささんによる、対日本ハム戦、杉谷拳士選手がベンチスタートの時のみ行われる、バッティング練習時の名物アナウンスです。
球場の盛り上がりが凄かったです。

もちろん、試合も観て来ました。
日本ハム先発は上沢投手、西武はルーキー、松本航(わたる)投手でした。

上沢投手は1、2回は無難な立ち上がりでしたが、3回、4回と守備の失策に足を引っ張られて4失点。
一方の松本投手はピンチの連続でしたが、要所を凌いで4回まで無失点。
ライオンズ優勢で進んで行きました。

この松本投手、今では数少なくなったワインドアップで投げる投手。
そう、手を頭まで持って行き、大きく振りかぶって投げるピッチャーなのです。
左脚を上げた時、グッと右の軸足に溜めるモーションが力強くてカッコいい。

その様子を動画に収めようと回し始めたら…
中田翔選手にホームラン、打たれちゃいました…

この後6回2死まで投げましたが、球数も120球を超えていたので交代。
しかし2失点に抑えたのは上出来だったと思います。

この後、西武中継ぎ陣がリードを守れず、日本ハムが6対5で逆転勝利を治めるのですが、これは3失策と仲間に足を引っ張られても気持ちを切らさず7回まで投げ抜いた、先発上沢投手の流石のピッチングがあったからこそでしょう。
ナイスプレーの後、ベンチ前でその選手にグラブを持ったまま拍手をする姿が印象的でした。

でも今回は、松本航投手という、可能性を秘めた素晴らしい選手を知れた事が何よりの収穫でございました。